美しい真珠を選ぶために

〜花珠〜最高品質の証

花珠真珠とは・・・?

元来は真珠の浜揚げ量のわずか5%しかとれない希少真珠。
現在は国産アコヤ貝真珠の最高品質をさします。
真珠層の巻きが厚く、てりが強く、傷が微少で、かつ形・色・面も好ましい優良真珠です。
この花珠は、外観の美しさだけでなく年月を経ても変質しない耐久性も兼ね備えています。

光沢

真珠層の厚さは養殖期間が長ければ長いほど原則的に厚くなります。もちろん層の厚い真珠の方が優良品に出来上がります。核入れから約1年の養殖期間のものを「当年もの」、2年以上のものを「越もの」といいますが、近年では貝の負担が大きいため、「越もの」養殖は少なくなりました。見た目で巻きは分かり難いものですが、何種類か比較してみるとだんだん重厚な巻き厚感がわかるようになってきます。

真珠の層 開設

巻き

真珠の光沢は「てり」といわれ、表面的なつるつる感だけでなく内部が透けてみえるような透明感、干渉色といわれる部分が強くでている重厚感などを合わせたもので、それこそ真珠にしか表現できないものです。アコヤ真珠やマベ真珠では、結晶のきめの細かさから虹色の光沢感があり、またシロチョウ、クロチョウでは銀面のような重厚感があるものが高品質です。

光沢の比較

大きさ

母貝によって採れる真珠のサイズは違います。

アコヤ真珠 6mm〜9mm
シロチョウ真珠 約8mm〜15mm
クロチョウ真珠 約8mm〜15mm
淡水真珠 約3mm〜6mm
マベ真珠 約10mm〜15mm

品質が同じものの場合であればサイズが大きいほど価値も高くなります。しかし、稀少性の高いサイズの場合、たとえばアコヤ真珠とシロチョウ真珠10mmでは、生産量の少ないアコヤ真珠の方が価値が高くなります。

アコヤ真珠の大きさ(例)

きず

生き物が作るため、傷は当然、自然物としてできます。(無傷はごくわずかです)球体ですからどの位置にあるのか、ご自分の目で確かめてこの傷なら気にならないというものを選びましょう。
指輪であればてっぺんに傷のないもの、ペンダントなら横に傷のないもの、ネックレスなら横に傷のないものを選ぶとよいでしょう。

形

真珠は貝の内部で大きくなっていく間に、有機物という不純物を含む場合があります。このような真珠はその部分が少し厚くなるので形もゆがんで変形や時にはバロック真珠ができ上がります。これはこれで形として楽しめますし、価格も安くなります。

アコヤ真珠の形

クロチョウ真珠の形

色

真珠のイメージとしてパールピンク、パールホワイトといったピンク・ホワイト系が一般的ですが、ゴールド系やピーコックグリーンも人気です。実はアジア系の人の肌には少しクリームが入った程度がよいと言われています。価格もホワイトより若干安くなります。

アコヤ真珠の色

クロチョウ真珠の色

真珠のお手入れ方法

汗

汗に含まれる乳酸、ヒルビン酸などの酸性成分は真珠鉱物を侵食し、光沢を失わせます。ネックレスの糸も汗の成分によって劣化します。 使用後、汗や化粧品などはきれいに拭き取りましょう。 また、ネックレスの糸のゆるみにも注意しましょう。

光

真珠の色は他の鉱物同様、光の吸収屈折で現れる色と内部に含まれる色素から来る色とが重なり複雑な色をかもしだしています。この色素の方は天然ものなので光によって色が褪せる場合があります。また、含まれているたんぱく質は長時間光が当たっていると日焼けのような状態で少しずつ黄ばんできます。
使用しないときはケースにしまっておいたほうがよいでしょう。

酸

果物や酢物などの汁に含まれる有機酸が真珠に飛び散って気づかないでいると、光沢が急速に悪くなります。果物の汁がつかないよう充分注意しましょう。

熱

アコヤガイ真珠は60℃以下の温湯なら耐えられます。 それ以上の温度ではさまざまな変調をきたします。
ダイヤモンドをはじめ宝石類は火災にあったら、変色亀裂が生じ真珠は炭化してしまいます。

水

指輪をつけたままの炊事、洗濯、入浴は真珠の光沢を失わせます。真珠は水に濡れているだけでも侵食され、新しい水ほど侵食が早いことがわかっています。
あらかじめ濡れるとわかっているときは指輪は外すよう心がけましょう。

乾燥

真珠は2%の水分を含んでいますが、浜揚げされてから年月の経過とともに水分を徐々に失い、それに伴って光沢が悪くなります。真珠の乾燥速度は空気中の蒸気圧と温度との関係で決まるので、極端に乾燥する場所に置きっぱなしにしたりしないようにしましょう。

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